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なぜ日本人は点が取れる選手が少ないのか?
最近というかこれからも、半永久的に日本人につきまとうこの疑問。
本田がよく口にする、「個の力」。それが足りないで終わらせることもできるが今回はもう少し深く考えていきたいと思う。
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そもそも点を取るための「個の力」とは何か?
ここからだろう。個とは何か?
テクニック、フィジカル、スピード、戦術、色々あるが点を取るのに必要なものは他にある気がする。
なんせ、テクニック、フィジカル、スピードなら香川や本田にもあるし、俊輔や清武にもある。
このことからわかるのは、点をとるテクニック、点をとるフィジカル、点を取るスピードは別にある、ということだ。
これらはそうそう身につくものではない。
おそらく日本人が日本に住んでいてぬるま湯でサッカーをやっている限り、身につけられないだろう。
その証拠にこれまで、欧州5大リーグで二桁得点を連発した選手はいない。香川がかろうじて2シーズンやったくらいである。
海外のMFやFWは二桁どころか、20点を毎年のように繰り返している奴もいる。
なぜ同じポジションでも、1シーズンに20点取れる選手と5点も取れない選手が出るのか?
仮説1
僕が思うのか「文化」である。言い換えるならば「環境」である。決めるのが「当たり前」外したら、「バカにされる」とかそういう雰囲気でずっとやってきたやつにはやはり叶わない。体がその感覚で、そういう人はメンタルとか、体調とか関係ない。
ずっとそういうサッカーをやってきたのだから。
世界にはワールドカップで負けようもんなら、国民に大バッシングをくらう選手もいる。
日本にはそういうのはない。少なくともメディアが少々辛口の記事を書いて終わるくらいである。
文化でわかりやすいのが、サッカーのスタイルである。
ストリートサッカーで鍛えてきた南米の選手の個人技には叶わないものがある。
小学生の頃から、ずっとボールを触り、ドリブルで仕掛けるのが当たり前。抜かそうとするのが当たり前。個人技を見せるのが当たり前。そんな中で育ってきた選手に日本人が敵うはずがないのである。
仮説2
国民性もあると思う。やはりエゴが必要になるこのポジションには我々の国民性は不便であろう。
イブラヒモビッチやバロテッリ、ロナウド、サンチェス、これら点取り屋が持っていて日本人FW選手が持っていないものがこれであろう。
そしてこのエゴ(俺が絶対に点を取る)というのはこのまま勝利に直結する。温和な日本人は殺してでも相手から点を奪う覚悟が足りないのだろう。
クリロナやイブラが毎試合あんなに熱狂的になるのはそのためである。
彼らは点を取る行為に全てを捧げている。点を取るか、死ぬか。そんな世界に身を置いているのだろう。
仮説3
身体的特徴。
ここでいう身体的特徴とは、身長とかガタイではなく、もう少し専門的な意味になる。
どうやら黄色人種の骨盤は黒人や欧米人に比べ、硬いらしい。そのため、彼らのような滑らかな切り替えしや、フェイントができない、と言われている。
実際、日本人選手のフェイントの回数、切り替えしの回数は少ないように思えるし、できても外人選手の切り返しに比べると、スムーズでない。体の体制が反動で崩れたり、切り返し時のスピードも限られている。
ネイマールやロナウジーニョが走っている時と同じスピードで切り返せる日本人はいないだろう。
足の長さもそうであろう。足が長い方が切り返しやすいのは当然であるし、ボールもまたぎやすい。
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仮説が当たってるとして
仮説が当たってるなら、正直日本人が世界で活躍できる時代は一生来ないであろう。
何せ、生まれながらにして、骨格が違えば、環境も違う。
イブラやメッシやネイマールのような日本人は当然現れない。
日本人の俊敏性を生かして取れる点の数なんてたかが知れている。そもそもその俊敏性も切り返しやフェイントにつながらなければ意味がない。
以上が日本人がパサーには慣れても、点取り屋には慣れない理由であろう。
追記
どうやら日本人の骨盤はメッシのような骨盤に矯正できるようです。
これをサッカー選手が意識して、骨盤矯正したら、メッシのようなドリブルをする日本人選手が現れても不思議ではないです。