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北朝鮮がミサイルうちまくっているけど、実際「中距離弾道ミサイル」とか「大陸間弾道ミサイル」って飛距離どのくらいなの?ってところから始まった。
調べてみるとなんと過去に北朝鮮が発射した中距離弾道ミサイルの飛行距離は3700km、最高到達高度は800kmだという。
7月に発射した大陸間弾道ミサイルの飛行距離は5500km、高度は2800kmに達したという。
高度2800kmってそれもう宇宙ですやんww
>>ミサイルの科学 現代戦に不可欠な誘導弾の秘密に迫る (サイエンス・アイ新書)
ついでに地球と宇宙の境界線について厳密な定義はないらしいが、高度100kmの時点で大気はほとんどなくなり、真っ暗な宇宙が見えます。
国際宇宙ステーションの高度は400km。静止衛星の高さは36000kmです。
さすがに静止衛星とまでは行かないが、2800kmまでミサイル打ち上げる技術力あるなら、その技術生かして宇宙開発始めちゃえよって思う。
実際宇宙開発は莫大な費用がかかるし、失敗のリスクもあるから北朝鮮のような貧乏国にはできないんだろうが。
それに「2800kmまで核爆弾を積んで運ぶ」のと「36000kmまでペイロード(衛星)積んで運ぶ」のでは難易度も求められる技術力も全然違うんだろうが。
ただ正直、高度2800kmはビビる。ミサイルってもっと低軌道かと思ったら思いっきり宇宙空間遮っているのね笑
さすがに核爆弾積んでるから、イーロンの再利用ロケットみたいに「再利用ミサイル」とまではいかないんだろうが、この調子でミサイル職人の道極めたら、「地球全体射程範囲ですけど何か問題でも?」みたいな感じになるのか。
それはそれで今よりも国際的に孤独になるだろうからざまあって感じですね。というよりこのままだと全世界相手にすることになるよね。中国とロシアがいつまで肩持つのかよくわからんが。
世界で大陸間弾道ミサイルを所持しているのはアメリカ、ロシア、中国のみ。しかも近年は目新しい進歩もない。
この手の技術は一度完成してしまったら、あとは細かい部分のマイナーチェンジだけだので、アメリカやロシア、中国からしたら「今更ミサイル完成したんですか。はいはいここまでよきできましたね。我々は30年前にはその段階に達していたけど、何か問題でも?」って感じなのだろう。
なんだかヨユー感がアメリカやロシアからは滲み出ている。だからこそここまでほっとけるのだろうが。
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